Fusion 360 の知ってると便利機能 その2

今日はスケッチをいろいろいじっていて気付いた便利機能というか、注意点をご紹介します。

スケッチ寸法は、スケッチの位置や大きさを定義するために記入しますが、あまり考えずに記入すると思わぬ壁に当たることがあります。

描いた図形が幾何学的に定義されるに十分な寸法や拘束条件が付与されると、その後さらに寸法を記入しようとしても、記入できないようになっています。ただし「過剰寸法だよ!」という警告が出た後に[OK]を押すと、その箇所に括弧に囲まれた被駆動寸法、つまり参照寸法として表示されます。参照寸法は、それ自体の値を修正することはできません。他の箇所の寸法が変わった結果、その箇所の大きさにも影響がおよんだ場合は最新の情報に自動更新されます。


従って、寸法を記入する際にはどの寸法が大事なのかということを考慮し、その寸法から順に記入するとよいでしょう。形状の大きさや位置が定義されるまでは駆動寸法(寸法値を能動的に修正できる寸法)で配置することができます。

参照寸法はその性質上、配置できる数に制限はありません。

では、どのような状態になるのか、動画を御覧ください。


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