11月17日、ちょうど時間ができたのでJIMTOF 2016 に行ってきました。
今時の工作機械を直接目にする機会があまりないので、見学するにはちょうどいい機会でした。
とは言え現地に着いたのが15時半過ぎ。会場がビッグサイトの東と西の両方を使うという、とんでもない規模の展示会だとは知らずに行ってしまったので、とりあえず見たいものだけ駆け足で見に行っただけとなってしまいました。。
見たかったのは、金属の3Dプリンター。案外展示している企業は少なくて、時間切れのせいもあり1社しか見れませんでした。
Sodickの ”OP350L” という機種をかろうじて見ることができました。
樹脂の3Dプリンターはさんざん見ていますが、金属のものはなかなか現物を見る機会が無いので動いているところを見たくて。
とりあえずこんなのだけ撮ってきました。ちょっとわかりにくいですかね…。
金属だからと言って特別なことをしているわけではなく、あくまで積層で成形するという加工法です。
金属の3Dプリンターは、金属の粉末を薄く敷いたものを一度溶融し、その後凝固させます。その溶融させる方式としては、レーザーを使用するものとビームを使用するものがあるとのことですが、このマシンはレーザーを使用しています。
この動画はそのレーザーを当てているところです。
また、3Dプリントするだけではなくてプリント後の仕上げ加工もこのマシンでできるようになっているそうです。金属製品を加工するので必然ということですね。
樹脂の3Dプリンターもそんな機能があるといいような気がしますが、用途が違うからそれは無いかな。。
使用できる金属の種類ですが、そもそも使用できる金属粉末が sodick 社の用意しているもののみだそうです。今はステンレスが多いそうです。これは他社の製品も同じなんでしょうね、きっと。
あとはこんなかっこいいものが展示してありました。継ぎ目一切なしの自転車のフレームです。
DMG 森精機さんの展示で、これを丸々削り出しているそうです。
すんごい贅沢!
お値段も贅沢!
あまりにも広くて1時間ちょっとではまったく回りきれず、終了時間となってしまいました。
「森精機さんも3Dプリンター展示してるんじゃない?」と言われて行ってみたのですが、自転車に気を取られて探せずじまい(・_・;)
会期中に時間が取れたらもう一度見に行きたいと考えています。
行けるかな…。
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